A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査 自治体編第5回
集計結果発表
アライド・ブレインズでは、2006年の第1回調査から「Aレベルは利用者にとって使いやすいウェブサイトを実現するためのスタートラインと位置づけており、どの公共サイトもAレベルを目指していただきたい」とお伝えしてきました。
到達レベル毎の自治体数の割合を過去4回の調査と比較すると、1年毎にアクセシビリティ対応が不十分と考えられるDレベル以下の自治体が減少し、Aレベル、Bレベルの自治体が増えている傾向にあり、全体としては年々対応が進んできていると言えます。
しかしながら、Aレベル到達自治体の割合は未だ16.1%にとどまる一方、Dレベル以下の自治体が36.7%と4割近くを占めており、依然として自治体により取り組み状況に差がある実態が見て取れます。また、ウェブサイトの総ページ数による比較では、Aレベル到達自治体の多くがページ数1万ページ未満となっており、特に配慮レベル評価でA-c以上の高評価だった自治体のウェブサイトは全て1万ページ未満です。ページ数の多い大規模自治体サイトでは、ウェブサイト全体に管理を行き届かせることが難しく、古いページが削除されずに残っていたり、アクセシビリティの配慮が不十分になっていることが多いと考えられます。
本調査は、自治体ウェブサイトの更なる品質向上のための指標として役立てていただく目的で実施しております。したがって、あえて調査結果の順位付けは公表いたしません。調査対象とさせていただいた自治体ウェブサイトの現時点での到達レベルをお伝えすることにより、各自治体ウェブサイトの品質の更なる向上のきっかけとしていただきたいと願っております。
調査結果
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担当:目次(めつぎ)・大久保・田崎
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