A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査 自治体編第9回
調査結果総論
本調査で857サイト注1の品質を評価したところ、弊社がアクセシビリティ対応のスタートラインと位置づけている「Aレベル」は380サイト(44.3%)に過ぎず、依然半分以上のサイトは最低限の品質を満たしていないことが明らかになりました。対応途上と考えられる「Bレベル」が149サイト(17.4%)、対応に着手した段階と考えられる「Cレベル」が160サイト(18.7%)、対応不十分と考えられる「Dレベル」が84サイト(9.8%)、対応未着手と考えられる「Eレベル」は84サイト(9.8%)でした。また、「A-aレベル」に該当するサイトはありませんでした。
具体的な問題点としては、メニューや写真の画像に代替テキストが付与されていない例、見出しを示すタグ(hタグ)がない例などを確認しており、利用者によって情報取得の妨げになっています。
注1 対象859サイトのうち、コンテンツ記述の特性などが原因で解析が適切に行えなかった2サイトは発表対象外としました。
調査結果
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