高齢者・障害者の携帯電話利用に関するアンケート調査
アライド・ブレインズでは、高齢者・障害者を対象とした「携帯電話の利用に関するアンケート調査」を、2007年4月に実施いたしました。
多機能型の端末を頻繁に利用しホームページの閲覧もされている方、週に一回程度の頻度で通話のみの利用の方など、利用状況は回答者によって様々でしたが、携帯電話の利用によりコミュニケーション相手や頻度が増えたと感じている人が多いことが分かりました。
アライド・ブレインズでは、この調査結果を踏まえ、今後もA.A.O.サイトにおいて調査の企画や支援サービス検討を行ってまいります。
調査概要
1.調査の目的
高齢者・障害者の携帯電話の利用動向、機能面・コンテンツ等に関する要望を把握し、今後の調査や支援サービス検討の基礎情報とする。
2.調査対象
60歳以上の高齢者、視覚障害、聴覚障害をお持ちの方、肢体不自由の方
(合計20名)
3.調査・分析方法
メールもしくは訪問にて調査票を配布
4.調査実施時期
2007年4月
5.調査結果より
- 携帯電話を利用することによってコミュニケーションの相手や頻度が増えたという人が大半(特に聴覚障害者は全員)
- 携帯電話からのホームページ利用で不便に思うことは画面のスクロールや色使い、文字の大きさなど。不安に思うことは個人情報の管理と料金。
- 携帯電話を利用していて困ることは「有料サービスか無料サービスかが分かりづらい」ほぼ全員が指摘
- 最もよく使う機能はメールという人が20人中12名
- 携帯電話からインターネットを利用している人は20人中7人
- 一日何度も携帯電話を利用する人と、月に数回程度という人に分かれる
- 携帯電話の各種機能について、シンプルタイプ利用者でほとんどの機能を知っている人もいれば、多機能タイプ利用者で知らない機能が多い人もいる。
6.主な調査結果
下記リンクから、主な調査項目について結果を文章もしくはグラフ・表形式でご覧いただけます。