第1回A.A.O.セミナー
「Webアクセシビリティ最新動向」
本セミナーは 終了 しました!
アライド・ブレインズ株式会社では2004年1月13日、「Webアクセシビリティの最新動向」をテーマに自主企画セミナーを開催いたしました。
たいへん多くのご参加を賜り、ありがとうございました。
とても寒いなか、また四国や九州など遠方からもご足労いただきました。重ねてお礼申し上げます。皆さまの今後のご活躍の一助になれば幸いです。
次回のA.A.O.セミナーも、是非ご期待ください。
講演概要のご報告
基調講演「アクセシビリティは高い技術と正しい思想により実現する」
講師:石川 准 先生 (静岡県立大学 国際関係学部 教授)
石川先生には、支援技術の開発者ならびに社会学者としての立場から、多くのご示唆をいただきました。ウェブアクセシビリティやユニバーサルデザインの考え方、音声ブラウザの特性や視覚障害者が期待するサイト構造、Java ScriptやPDF等におけるアクセシビリティ技術の現状等について講演いただきました。
写真1 :石川先生の講演風景
セッション1「ウェブJIS素案のねらい -自治体・企業に与える影響-」
講師:安藤 昌也 (アライド・ブレインズ株式会社 シニアコンサルタント)
(ウェブJIS検討WGメンバー)
ウェブコンテンツのアクセシビリティに関するJIS規格検討の背景と、素案の設計思想について解説を行いました。注目の集まる6章のほか、5章や7章など他章をも含めた設計意図や捉え方、またWCAG1.0との関係性について解説しました。また、JIS規格化が、自治体や企業にどのような影響を与える可能性があるかについてご説明しました。
セッション2「自治体・企業における実践 -取り組みステップと支援サービス活用-」
講師:大久保 翌 (アライド・ブレインズ株式会社 コンサルタント)
自治体や企業がアクセシビリティ対応を実践する際の、考え方の枠組みと抑えておくべきポイントについて解説しました。導入に際して理解を深めるために必要な事柄、アクセシビリティ対応の目標レベルやロードマップ設定の考え方、実践にあたって必要となる体制整備についてご説明しました。またA.A.O.の提供する支援ツール、アライド・ブレインズの支援サービスについてご紹介しました。
参加者の内訳
自治体や企業のウェブサイトご担当者の方や情報政策等ご担当の方、ウェブクリエイターやデザイナーの方々など70名にご参加いただきました。
グラフ1 :セミナーの参加者の内訳
【 グラフ1 拡大と説明 】
写真2 :セミナー会場の様子
概要
- 主催: アライド・ブレインズ株式会社
- 日時: 2004年1月13日(火曜) 午後1時30分より4時まで
- 場所: 六本木アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ 森タワー 49階)
会場: カンファレンスルーム1・2 - 参加費: 無料
- パソコン要約筆記実施
プログラム
- 来賓挨拶
- 武田 博之 氏 (総務省 情報通信政策局情報通信利用促進課 企画官)
- 基調講演 「アクセシビリティは高い技術と正しい思想により実現する」
- 石川 准 先生 (静岡県立大学 国際関係学部 教授)
- セッション1 「ウェブJIS素案のねらい -自治体・企業に与える影響-」
- 安藤 昌也 (アライド・ブレインズ株式会社 シニアコンサルタント)
(ウェブJIS検討WGメンバー) - セッション2 「自治体・企業における実践 -取り組みステップと支援サービス活用-」
- 大久保 翌 (アライド・ブレインズ株式会社 コンサルタント)
講師(予定)
大久保翌(おおくぼあきら)
アライド・ブレインズ株式会社 シニアコンサルタント
利用者にとって分かりやすく使いやすいウェブサイトの実現を支援するために、各種診断及び改善のアドバイザリー業務、リニューアル設計、掲載情報の分類見直し、CMS導入プロジェクト支援などの業務を幅広く手がける。日本規格協会情報アクセシビリティの国際標準化調査研究委員会(WG3)委員(2007~2008年度)。情報通信アクセス協議会ウェブアクセシビリティ基盤委員会委員(2012年度)、WG1委員(2012年度~)WG3委員(2010年度~2011年度)。平成26年度JIS X 8341-3原案作成委員会分科会委員。
アライド・ブレインズ株式会社 (セミナー担当)
電話:03-3261-7431 / FAX:03-3261-7432
Eメール:office@aao.ne.jp