2006年自治体サイト全ページアクセシビリティ実態調査
一次集計結果速報(2006年10月17日)
一次集計結果のまとめ
各サイトの対応状況をAからEレベルの5段階で評価したところ、サイト全体で対応が行われている可能性が高いAレベルは180自治体中、4自治体にとどまり、大多数の自治体が、対応が不十分と考えられるDレベル以下に該当しました。
多くの自治体サイトでは、トップページなど上層ページではアクセシビリティの対応がある程度行われつつある一方で、各組織で作成したページや古いページなどでは十分な配慮がなされていないと考えられます。
地域住民をはじめ多数の利用者が情報を閲覧し利用するのは、下層を含めた個別ページであり、これらを含めてアクセシビリティ対応がなされなければ十分とは言えません。アライド・ブレインズでは、障害や加齢がバリアにならずに、利用者がホームページから必要な情報を取得できるようにするために、自治体ホームページが現状にとどまらず目標を高く設定し、対応を進めていく必要があると考えております。
レベル | 自治体数 | 評価 | 次に求められる対応 | 基本対応 | 発展対応 |
---|---|---|---|---|---|
A | 4 | サイト全体で、基本・発展ともに十分対応している | 配慮の適切さの確認、レベルの維持 | 90%以上 | 70%以上 |
B | 7 | サイト全体で、基本・発展ともに対応している | 配慮の適切さの確認、発展対応の徹底 | 80%以上 | 40%以上 |
C | 37 | 基本・発展ともに対応に着手している | 基本対応の徹底、発展対応の徹底 | 60%以上 | 10%以上 |
D | 102 | 基本対応が不十分である/発展対応の着手が遅れている | 基本対応の徹底、発展対応の着手 | 40%以上 | - |
E | 30 | 基本対応が不十分なページが極めて多い | 基本対応の見直し・着手 | 40%未満 | - |
本調査に関するお問い合せ先
本調査に関するお問合せは、下記担当までご連絡下さい。
アライド・ブレインズ株式会社
担当:目次(めつぎ)・大久保・田崎
電話:03-3261-7431 / FAX:03-3261-7432
Eメール: office@aao.ne.jp