第24回A.A.O.セミナー
ユーザー視点で検証する自治体サイトの使い勝手
大妻女子大学研究成果に基づくユーザビリティセミナー開催
本セミナーは終了しました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
この度、「公共サイトのユーザビリティ改善」という共通する問題意識をお持ちの大妻女子大学社会情報学部・金城光准教授と同ゼミナール女子大生の皆さんのご協力を得て、「ユーザー視点で検証する自治体サイトの使い勝手」をテーマにした自治体向けセミナーを開催いたします。
金城光准教授は、「他者にわかりやすい情報表現とは何か」をテーマのひとつとして、人間の認知活動の仕組みや働きを研究してこられました。セミナー当日は、認知心理学の基礎知識とサイトユーザビリティ改善への応用についてのご講演に加え、金城光ゼミナール「視線計測装置を用いた自治体サイトユーザビリティ」研究成果を発表していただきます。
情報を探しやすいメニューの条件やスクロールの有無が利用者の目的達成に与える影響など、ユーザーテストに基づく研究成果は、自治体サイト担当者様必見のヒントが満載です。併せて、弊社からはこれら研究成果の論点を取り入れ、具体的な改善策を提示させていただきます。
開催概要
- 日時:2012年1月26日(木)13:00~16:40 開場12:30
- 会場:東京国際フォーラム G404
- 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号
- 周辺地図(東京国際フォーラムのサイトへ)
- 主催:アライド・ブレインズ株式会社
- 対象:自治体のホームページご担当者様
- 参加費:無料
- 定員:30名
- 1団体2名様までとさせていただきます。
- お申込み多数の場合、初めてA.A.O.セミナーへ参加される団体様を優先させていただきます。
プログラム(予定)
講演1. 「認知科学と自治体サイトユーザビリティ」
大妻女子大学社会情報学部・金城光准教授
情報量の多いホームページで目的の情報を入手するという作業は、使い慣れない人にとって非常に困難な場合があります。急速に増えつつある高齢者ユーザーの認知的な特徴の視点から、ホームページの検索を難しくする要因を考察し、「他者にわかりやすい情報表現とは何か」をご一緒に考えてみたいと思います。
講演2. 「視線計測装置を用いた自治体サイトユーザビリティ」研究発表
大妻女子大学社会情報学部・金城光ゼミナール
視線計測装置を用いた自治体サイトのユーザーテスト研究成果を発表していただきます。「探しやすいサイトの条件」を利用者視点で計測した貴重な研究です。
講演3. 「調査結果をふまえて考える自治体サイトユーザビリティ改善」
アライド・ブレインズ株式会社
大妻女子大学の研究成果をふまえ、ユーザビリティ改善のために求められる取組みを解説します。
講師
大妻女子大学社会情報学部・金城光(きんじょうひかり)准教授
認知科学、実験心理学に基づく研究成果多数。論文に「Effects of aging and divided attention on recognition memory processes for single and associative information.(2011年)」、「The Effect of Self-Paced Encoding and Practice(2010年)」など。ニューヨーク大学大学院心理学博士 Ph.D.。
セミナーに関するお問合せ先
アライド・ブレインズ株式会社 (担当:清水・杉木)
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-10-9 九段VIGASビル 2階
電話:03-3261-7431 / FAX:03-3261-7432
Eメール:seminar@aao.ne.jp