2008年自治体サイト全ページクオリティ実態調査
2008年7月から8月にかけて「2008年自治体サイト全ページクオリティ実態調査」を実施いたしました。本調査は、全国の282自治体公式ウェブサイトの公開されている全ページを対象に、アライド・ブレインズが独自に開発したウェブサイトの品質(クオリティ)を解析するプログラム「CRONOS2(クロノス2)」を用いて、アクセシビリティの基本となる代替テキストの有無や文章の構造化、リンク切れ等の現状を解析したものです。
解析結果を基に調査対象自治体サイトを5段階のレベルで評価し、9月19日開催の第10回A.A.O.セミナーにて調査結果を発表いたしました。調査結果の概要を別ページに掲載しております。今回は従来の5段階評価に加えて、新たに各サイトのリンク切れの状況について調査結果を公表いたしました。
※2008年12月2日 鹿児島霧島市の調査結果を訂正しました。
調査概要
- 調査対象団体: 全国47都道府県、人口12万人以上自治体※、東京23区
- 調査対象: 上記自治体の公式ウェブサイト 計282自治体(公開されている全ページを解析)
- 調査期間: 2008年7月14日~8月30日
- 調査結果発表: 2008年9月19日(金) 第10回A.A.O.セミナーにて(終了しました)
- 調査・分析方法: ウェブサイトの品質解析プログラム「CRONOS 2(クロノス2)」による解析(以下)
※:住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯数(平成19年3月31日現在 総務省)より選定
調査・分析方法
アライド・ブレインズが独自に開発したウェブサイトの品質解析プログラム「CRONOS 2(クロノス2)」を用いて各自治体のトップページよりリンクを巡回し、同一ドメイン内のHTML内容を収集・解析しました。
今回の調査では、「CRONOS 2」の各種収集データのうち、代表的な項目として以下のデータを取り上げ、分析しています。
- 基本対応:画像に対する代替テキストの付与状況
- 発展対応:見出し、箇条書きなど文書構造に関するHTMLの記述状況
→基本対応・発展対応の解析結果を基に各サイトのアクセシビリティ対応状況を5段階評価
- リンク切れの状況:ページ内にリンク切れを含むページの、サイト全体に占める割合
→上記2項目とは別に、リンク切れの状況に関する調査結果を公表
調査結果における団体名の公表について
「自治体サイト全ページクオリティ実態調査」では、2007年調査より、調査結果の発表に際し団体名を併せて公表しております。調査対象とさせていただいた団体の広報部門宛に、事前に文書にて、公表を希望されない場合には調査結果の公表を控える旨のご案内をしております。
本調査に関するお問い合せ先
本調査に関するお問合せは、下記担当までご連絡下さい。
アライド・ブレインズ株式会社
担当:目次(めつぎ)・大久保・田崎
電話:03-3261-7431 / FAX:03-3261-7432
Eメール: office@aao.ne.jp