A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査 中央省庁・独法・特別民間法人編第15回
アライド・ブレインズでは、2021年7月から9月にかけ「A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査 中央省庁・独法・特別民間法人編第15回」を実施いたしました。
本調査は、国内290団体の公式ウェブサイトの公開されている全ページを対象に、アライド・ブレインズが独自に開発したウェブサイトの品質(クオリティ)を解析するプログラム「CRONOS2」を用いて、アクセシビリティの基本となる代替テキストの有無や文章の構造化、ユーザビティへの影響が大きいナビゲーションの付与状況等の現状を解析するものです。
解析結果を基に調査対象団体を評価し、A.A.O.セミナーにて調査結果を発表、解説します。以下に調査結果概要、団体別の調査結果を掲載しております。
調査結果
※2021年11月の到達レベルの改定により、それ以前のEからIレベルをEレベルに統合しました。Eレベルの団体は、改定前のレベルとの対応が分かりやすくなるように、経過措置として、E-0(E)、E-1(F)、E-2(G)、E-3(H)、E-4(I)表記とします。かっこ内は改定前の表記です。
調査概要
調査対象団体:中央省庁 170※1、独立行政法人 87、特別民間法人 33 計290団体※2
調査対象:調査対象団体の公式ウェブサイト(公開されている全ページを解析)
調査期間:2021年7月~9月
調査結果発表:A.A.O.セミナーにて
※1:行政機構図(2020年8月現在)、A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査 中央省庁・独法・特別民間法人編第14回対象先より選定
※2:内4団体解析不能
調査・分析方法
アライド・ブレインズが独自に開発したウェブサイトの品質解析プログラム「CRONOS2(クロノス2)」を用いて各サイトのトップページよりリンクを巡回し、同一ドメイン内のリンクが有効な全ファイルを解析します。
本調査では、「CRONOS2」の各種収集データのうち、代表的な項目として以下のデータを取り上げ、分析しています。
解析結果を基に各サイトのアクセシビリティ及びユーザビリティの状況をAレベル~Eレベルの5段階で評価
- 画像代替:画像に対する代替テキストの付与状況
- 構造化:見出し、箇条書きなど文書構造に関するHTMLの記述状況
- ナビゲーション:サイト内全体に共通するナビゲーションの付与状況
- リンク/タイトル:リンクテキストとページタイトルの適切さ
- コンテンツ表現:ページ内の文字表記、表現の適切さ
※ナビゲーション、リンク/タイトル、コンテンツ表現は画像代替が90%以上かつ構造化が70%以上の団体の分析項目
到達レベルの改定について(2021年11月)
2021年11月より、Eレベル以下(E、F、G、H、I)を統合し、AからEの5段階に変更しました。
関連情報
本調査に関するお問い合せ先
本調査に関するお問合せは、下記担当までご連絡下さい。
アライド・ブレインズ株式会社
担当:大久保
電話:03-3261-7431 / FAX:03-3261-7432
Eメール: office@aao.ne.jp
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-10-9 九段VIGASビル 2階