A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査 自治体編第4回
2009年7月から8月にかけて「A.A.O.ウェブサイトクオリティ実態調査 自治体編第4回」を実施いたしました。
本調査は、全国の448自治体公式ウェブサイトの公開されている全ページを対象に、アライド・ブレインズが独自に開発したウェブサイトの品質(クオリティ)を解析するプログラム「CRONOS2(クロノス2)」を用いて、アクセシビリティの基本となる代替テキストの有無や文章の構造化、リンク切れ等の現状を解析したものです。
解析結果を基に調査対象自治体サイトを9段階のレベルで評価し、9月10日及び9月15日開催の第14回A.A.O.セミナーにて調査結果を発表いたしました。調査結果の概要を別ページに掲載しております。
- 全体集計結果
- 調査結果の概要
- 基本レベル評価結果
- 配慮レベル評価結果(Aレベル到達自治体のみ)
- 調査結果のご活用について
- 第14回A.A.O.セミナー
- 2008年自治体サイト全ページクオリティ実態調査
- 2007年自治体サイト全ページクオリティ実態調査
- 2006年自治体サイト全ページアクセシビリティ実態調査
調査概要
- 調査対象団体: 全国47都道府県、人口7万人以上自治体※、東京23区
- 調査対象: 上記自治体の公式ウェブサイト(公開されている全ページを解析)
- 調査期間: 2009年7月15日~8月24日
- 調査結果発表: 第14回A.A.O.セミナーにて(終了しました)
※:住民基本台帳に基づく人口・人口動態及び世帯数(平成20年3月31日現在 総務省)より選定
調査・分析方法
アライド・ブレインズが独自に開発したウェブサイトの品質解析プログラム「CRONOS2(クロノス2)」を用いて各自治体のトップページよりリンクを巡回し、同一ドメイン内のHTML内容を収集・解析した。
今回の調査では、「CRONOS2」の各種収集データのうち、代表的な項目として以下のデータを取り上げ、各ウェブサイトの対応状況を分析した。
- 基本レベル評価 Aレベル~Eレベル
- 画像代替:画像に対する代替テキストの付与状況
- 構造化:見出し、箇条書きなど文書構造に関するHTMLの記述状況
→解析結果を基に各サイトの対応状況をA、B、C、D、Eの5段階で評価
- 配慮レベル評価 A-a~A-eレベル
- ナビゲーション:サイト内全体に共通するナビゲーションの付与状況
- リンク/タイトル:リンクテキストとページタイトルの適切さ
- コンテンツ表現:ページ内の文字表記、表現の適切さ
→解析結果を基にAレベル評価自治体の対応状況をA-a、A-b、A-c、A-d、A-eの5段階で再評価
- リンク切れの状況について:
調査対象サイトについて、ページ内に1箇所以上のリンク切れを含むページがサイト全体に占める割合を調査したもの。ただし、上記到達レベル判定の評価には、「リンク切れ」度合いは影響していない。
調査結果における団体名の公表について
「自治体サイト全ページクオリティ実態調査」では、調査対象とさせていただいた団体の広報部門宛に、事前に文書にて、公表を希望されない場合には調査結果の公表を控える旨のご案内をしております。
本調査に関するお問い合せ先
本調査に関するお問合せは、下記担当までご連絡下さい。
アライド・ブレインズ株式会社
担当:目次(めつぎ)・大久保・田崎
電話:03-3261-7431 / FAX:03-3261-7432
Eメール: office@aao.ne.jp